あなどれない・・・

先日、私のコート紛失事件が起こった。
もとはといえば、すぐに片付けない私がいけなかったのだけど・・・。


数日前、私の薄手の紺色のコート(まだ数回しか着ていない)を着ようと
したが、・・・無い。
その時は、そそっかしい私のことだから、変なとこに間違って置いたのだと気にせず違うコートを着用。
また数日後、出かけるときに、さて、どこに置いたかな〜と紺色のコートを探すも、出てこず。
まず、最後に使った日のことを思い出す。
う〜ん。
市役所に行って、ドラッグストアに行った。でも、暖かい日で、コートは
車に置いていた。
と思い、車を探す。私のとパパの車も。
・・・無い。
部屋のクローゼットもいつものところを何度も探したけどないから、
いつもコートを置かないほうのクローゼットも洋服を引っ張り出して
混ざっておいていないか探すもなし。
居間のソファに帰ってきて、置いた気もする、と思いソファの回りも探すも・・・無い。
家族にも、「私の紺色のコート見ませんでしたか?」と聞いた。
数日前にソファのとこで見たような気がするけど・・・と母。
でも無い。
間違ってクリーニングに出ちゃったのかな?(毎週木曜日クリーニング屋さんがくるので)というと、母が電話して聞いてくれたけど、出てないらしい。母がそのまま市役所やドラッグストアにも電話をして忘れ物、落し物でコートが無いか聞いてくれたけど・・・無かった。


おーい!私のコートや〜どこいった〜!(>_<)


もう、そうなるとコートのことしか頭になくて焦りや悔しさでいっぱいに
なり切なくなってきた。
だから、ひとまず、落ち着こうと、お茶を飲み、インターネット。
ネットで「探しているものが見つからないとき」で検索すると
そんなときのおまじないがのっていたので、やってみた(笑)。
頭からいったんコートのことは忘れようとネットをしたつもりが・・・
ちょっと自分でもおかしくなって笑っちゃった。


そのおまじないは
まず真っ白の紙を用意して、ボールペンか鉛筆で失くしたものを
書く。私は「紺色のコート」と。
書いたらそれを裏返してその上に置き時計(目覚まし時計などのような)
を置く。
それだけで時間が解決してくれて、いずれ出てくると。
時計は腕時計などや紙に文字が書いてあるものは出てきにくいと注意があった。


とりあえず、やってみた。


それが午前中。


午後、私は歯医者にいった。
帰ってくると、母がコート見つかったよ〜!!と。えっ!!??
どこにあったの?と聞くと・・・


まず、私が歯医者に行った後、ひいおばあちゃんが、
「朝から何さがしているんだ〜?」と聞いたのでお母さんは、
「紺色のコートがなくてさがしているの」というと
「帽子(フード)ついているやつか?」とひいおばあちゃん。
「それそれ!」とお母さん。
「昨日ゴミ箱に捨ててあって、焼こうとしたけど、広げてみたら捨てるのにはもったいないから、羽織ってみていいな〜と思ってオレが着ようと取ってたんだ〜」とひいおばあちゃん。
ゴミ箱??確かにソファの脇にゴミ箱があるからうまい具合にソファから
落ちて入っちゃったのかな?
と思ったら、違うゴミ箱にぎゅうぎゅうに押し込まれてあったらしい。


これは!!??もしや???


ハナミさん!!???


まさかの展開にビックリとホッとしたのとおかしいのととりあえず
笑った。


娘に「ママのコートは?」と聞くと「ポイしたよ〜」と・・・
「コラ〜〜〜〜!!!笑」


そういえば、私のコートをかぶって遊んでいた時に「ママのコートで遊ばないで〜」と口だけで注意したのを思い出した。
その後に、ゴミ箱へ入れたのだろう。
あなどれない2歳児(汗)。


そして、ひいおばあちゃんに感謝。
昔の人のもったいない精神に助けられた。
そこでおばあちゃんが広げていなければ、捨てられて焼かれていたかもしれない・・・。
でも、もう少し早く教えて欲しかった。
なにか探してたのはわかっていたけど書類か何かだと思っていたと。
ひいおばあちゃんは耳が遠いから、コートって聞こえなかったらしい。


ま、でも良かった〜私の手元にコートがかえってきた。
たかがコートだけどかなり愛おしく感じた。


大事にしようと、そして、使ったらすぐに片付けようと心に誓ったのでした(^^)。


おまじないがきいたのかどうかわからないけど、でもやってよかった♪